8年前は、年商6億円。利益は1,000万円。約定返済は約500万円/月(6,000万円/年)。キャッシュフローよりも返済が大きい状態のため、借入を繰り返えし、更に資金圧迫化する状態。
必要運転資金量が大きかったため、短期借入対応を取引金融機関に相談対応したところ最初は1行のみの対応で、なかなか短期対応をしてもらえない状態。
工場消耗品販売に加え、加工業や工場内建築物件対応など業務拡張を進めた結果、利益は着実に増加。
しかし、リーマンショックで売上が激減。将来の資金減少に備え、業績が悪化する前に、前年決算をもって資金調達に動いたところ、当座貸越1億円/2行を確保。
リーマンショック後に2期連続赤字となるが、前述の資金確保で乗り切り、この間の地道な営業と新規事業へのチャレンジが功を奏し、その後に利益体質に転換。
その業績をもって、各行に短期資金対応を要請し、約定返済を削減していくようになる。
工場スペースが手狭になってきたため、新工場取得を検討。これを借入調達しても、家賃削減とそれまでの返済削減効果により、十分に対応可能と判断し、工場取得。
生産スぺースの拡張に加え、営業努力により、年商は当時に比して倍増と成長。利益も4,000万円~5,000万円/年となる。
更に、政策公庫からの低利融資対応もあり、現在は2,000万円~3,000万円/年の資金増殖経営状態となる。
当事務所では税務・会計はもちろんのこと「資金」に特化した経営支援業務を行っており、これまでの様々な中小企業の資金繰り改善、借入れのご支援で培ったノウハウで多くの中小企業の皆様をご支援させていただいております。
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